【買取の流れ】

買取ご依頼のご連絡をいただいた際に、ご住所とお名前、お客様の都合の良い日をお知らせください。それをもとに引き取りの日時を決めさせていただきます。 ある程度の量がある場合は、引き取る前に下見をさせていただきます。
下見の時に見積り額をお知らせいたします。基本的に量の多寡にかかわらず、無料でこちらからご自宅へ出張いた
します。 出張以外の方法をご希望のときは、【買入方法】を参考にしてください。


【見積り】

1・当店の取扱い分野…哲学・思想・社会科学・歴史・法律・言語・郷土誌等の専門分野で、希少な本や売れ筋の本・雑誌は出来る限り高く買取ります。 また、明治・大正期や戦前発行の本、雑誌、印刷物、朝鮮・満州・台湾等旧植民地関係、アイヌ・樺太関係、神社・神道関係の史料・資料等も買取に力をいれております。

2・その他の分野…特に和本等の古典籍、浮世絵・錦絵、稀覯本・初版本・署名本・限定本、美術関係の肉筆物・版画等は調べるために多少お時間をいただく場合もございます。 その時点での相場に適した価格で買取るよう、努めております。または後述する古書市場への代理出品をこちらからお願いする場合もございます。

3・買取れないもの…百科辞典や状態の悪い本・書込みのある本などは基本的に買取りは出来ない本です。しかし物によっては買取ることができる本もあります。また他にも買取が出来ない種類の本が多数ありますので、お問い合わせください。

処分・引取りについて

1冊でも買取れる本がある場合は、その他の買取れない本についても引き取りは可能です。ただ1冊も買取れる本がない場合は、引き取りをお断りする場合があります。


【買入方法】

1・お客様の自宅等へ出張する…東京都及び近県であれば無料で出張いたします。本の引き取りの際に代金をお渡しいたします。量が多い場合や金額が大きい場合は、後日の支払いになる場合もあります。
古書市場へ代理出品して売る方法もあります。後記いたします)

2・店(事務所)に持参していただく…その場で見積り・現金でお支払いいたします。量が多い場合や金額が大きい場合は、後日の支払いになる場合もあります。

3・送付していただく…事前に本の種類や書名・著者等をお知らせください。双方了解の上でご送付願います。到着次第、見積額をお知らせいたします。お客さまのご了解が得られれば代金を振込みます。送料はこちらで負担いたしますので、着払い等でご送付ください。 ただし、送料・振込み手数料を買入れ金額に勘案させていただく場合もございますのでご了承ください。(着払いで送付いただく場合、クロネコヤマトのヤマト便をお使いください。)


◆古書市場への代理出品について◆
こちらで本を預かり仕分けをして、古書市場へ代理出品をして売る方法もあります。この場合、総売上額から手数料をいただきます。この方法のお客様にとって良い点は、業者が直接買取る金額より一般的に多くなることです。ただし、お金を受け取るまでに時間がかかります。 また、処分する本の量が大量か、量は少なくてもある程度高額な本に限られるというのが一般的です。大量の本を適切な値段で買取るのはかなり困難なことですので、大量の本の処分をお考えの方には、古書市場への代理出品を当店としてはお勧めいたします。


※古書市場とは、古書組合に加入している業者市場のことで業界では交換会とも呼ばれます。組合に加入している古本屋さんが本を出品しあって売買する場です。市場は日本全国で開催されています。東京ではほぼ毎日開催されていて、毎日違う分野・時代の本が集まるようになっています。
業者さんが多く集まる東京の古書市場が最も高く売れると言われています。以下に示すような市会がありますので、
ご参考にしてください。
□東京で開催されている主な市会
東京古書会館(千代田区神田)
月曜日 ― 【中央市会】 … 一般書、文庫、マンガ等
火曜日 ― 【東京古典会】… 古典籍(和本)、江戸期またはそれ以前の文献
火曜日 ― 【東京洋書会】… 洋書専門
水曜日 ― 【東京資料会】… 人文・社会・歴史、学術雑誌、資料・史料等
木曜日 ― 【一新会】 … 学術書から一般書まで
金曜日 ― 【明治古典会】… 初版本、肉筆類、版画など明治以降の諸文献

南部古書会館(品川区東五反田)
毎月第二土曜日 ― 【南部入札市】… 古書全般

西部古書会館(杉並区高円寺北)
毎月第三土曜日 ― 【高円寺市会】… 古書全般



◆お問い合わせいただく際は、書名や著者、量が多い場合はおおまかな冊数等を、またご希望の方法をお知らせ
ください。